Erephant's breath
 81〜90

vol.81遠きをはかる   
いよいよ今年も我々美容師にとって特別な月がやってきました。この時期私は、毎年スタッフ
に対して、次のようなお話をします。”皆さんにとって、無理のない営業を一年を通じて心が
け、可能なかぎり取り組んでまいりましたが、12月は美容師にとって1ヶ月間続く、お祭り
みたいなものです。この12月は忙しい中、大切な時期にbreathを選んでくださった、お客
様を少々私たちが無理をしてでも、お断りしないようにしましょう”このような姿勢で、日頃
無理を良しとしない私が、年に一度リミッターを外し、一ヶ月を駆け抜ける事で、毎年社員が
一回りたくましく成長するのを、肌で感じています。もちろん経営者としては、毎日忙しくて
儲かるのは、確かに結構な事ですが、そんな目先の利益よりも、12月の営業を通じて、今ま
で出来なかったことが、出来るようになる。そんな一人一人の成長の積み重ねこそが、会社の
確かな礎を、築いているに違いありません。そして結果として残った数字は、一年を通じて地
道にどれだけ、コツコツ種を蒔いたかを、物語っているはずです。
 
 遠きをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す それ遠きをはかる者は百年のために
 杉苗を植う まして春まきて秋実る物においてをや 故に富み有り
 近くをはかる者は 春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず 唯眼前の利に迷うて
 まかずして取り 植えずして刈り取る事のみ眼につく 故に貧窮す    二宮尊徳
 
一年中、毎月掲げた無理な予算に追われる毎日では、遠きをはかる経営は出来ないでしょう。
そして”数字が良ければ全てよし”という風土ができてしまえば、社員が幸せを感じにくい会
社になってしまいそうです。だからこそ私たちは、一年を通じてコツコツと、身近な方(家族、
スタッフ、お客様)に対して安心と喜びという種を蒔き続け、この12月だけは、その結果と
して頼ってこられる、たくさんのお客様に対して、一年間の感謝を込めて、”無理のない無理”
をしてでも、淡々と期待に応えていこう。そのように思っています。ありがとうございます。
 
 
 
vol.82 ある日の喜び
 
 
ある日の朝、そっとカットクロスのマジックテープを剥がした時、私は自分の心が満たされ
ていることを、じんわりと味わいながら、何ともいえない喜びを感じていました。今年中学
生になるコウセイ君を2〜3ヶ月に一度、カットするようになったのは、開業したての7年
前、長男と同じ特別支援学校に入学するすこし前からでした。クマのおもちゃにスプレイヤ
ーの水をかけるのが大好きで、営業前の時間帯に来て頂き、毎回辺りをビショビショにして
遊びながら、カットをしていましたが、成長はやはり螺旋階段を登るのに似ているものです。
なんとか切るという事を、ずっと繰り返しているように思っていましたが、7年の間に年々
すこしずつ彼の心に安心が増してきたようで、今回は自ら”髪を切る”という意志を持って
breathにやって来ると、クマのおもちゃとスプレイヤーを手にする事なく、鏡をじっと見
ながら、最後までじっくりと、落ち着いてカットする事が出来ました。同じところをぐるぐ
ると廻っているだけのようでも、”いつの間にか、思った以上に高くまで登ってきたものだな
あ”そのように感じた朝でした。そして昼から母がパーマをかけに来ました。そのとき私の
担当は何時になく母一人でした。母の髪を洗って椅子を起こし、シャンプーブースから店内
を見渡したその時、再び私の心に朝と同じような喜びが、じわじわ湧いてきました。年末の
日曜日らしい、セット面8面の賑やかな店内では、いつものように8名のスタッフで、8名
のお客様を担当しています。そして目の前では、オープニングスタッフの副店長が、お父さ
んを笑顔でカットしていますが、お父さんの笑顔もまた案の定、愛娘に負けていない様子で
す。年末の繁忙期の美容室においては、ついつい美容師は、慌ててイライラしたり、疲れ果
ててクタクタになったりしがちですが、冬のよく晴れた青い空から、たくさん注がれる自然
光に包まれた、スタッフやお客様の穏やかな呼吸は、店内に陽だまりのような、やわらかな
雰囲気を紡いでいました。_そして、そんな静かな喜びを味わった日の夜もまた、私はいつも
のように、眠りにつく前に”きょう一日、無事に過ごすことができました。無事に過ごせた
日が最良の日です。よいことを望むのは欲深いことです。ありがとうございました”と一日
の無事に感謝しました。そうするとまた、その日に感じた喜びが、じんわりと心に湧いてく
るのです。今年もよろしくお願いします。
 
 
 
vol.83 心の置きどころ
 
 
”心拍数が低いね。スポーツやってるんでしょう”健康診断でそのように告げられた際
に、アスリートハートという言葉を初めて耳にしました。それは安静時心拍数が、一般
的な基準範囲よりも下回る心臓の事だそうです。一分間の数値では、成人の平均値60
~70回を下回るケースのことで、私の数値は56でしたが、すべてのスポーツに見ら
れる症状ではなく、マラソンや水泳など、持久力を必要とする種目に多く、強度の運動
に堪えるための適応として、心臓が一回に取り込める血液量が増加するということなの
で、週に数回テニスをする程度の私には、当てはまらないように思いました。しかし次
の瞬間、心の中でニヤッとする自分に気がつきました。なぜなら、穏やかな心臓の鼓動
と呼吸こそ、私が7年前のbreath開業の際に、月刊Elephant’s breath(ゾウの息)のタ
イトルに込めた願いに他ならないからです。
 
 動物生理学の本川達雄先生の” ゾウの時間 ネズミの時間” という著書によれば、ホ
乳類ならどの動物でも一生の間に心臓の鼓動は20億回、呼吸は5億回だそうです。
ネズミはほんの数年しか生きませんが、ゾウの寿命は100年近い。そして、両者は、
同じ回数の心臓の鼓動と呼吸です。(中略) どんな時でも可能な限り自分自身の心を
コントロールして、” 自らの心” と書く息を穏やかに保てるように、成長したい。そ
のように願ってやみません。(Elephant’s breath vol.0より)
 
breathは、3月に7周年を迎えます。おかげさまで毎年ほんのすこしづつですが、スタ
ッフや私自身が、去年の自身よりも穏やかな心で、仕事をさせて頂けていることを確か
な手ごたえとして感じています。8年目のスタートにあたりましては、スタッフや皆様
に、これまで以上に安心と喜びを感じて頂けるように、現在の店舗入り口に、螺旋階段
を設置し、二階部分を増床リニューアルオープンする運びとなりました。二階はヒーリ
ングフロアーとしてヘッドスパを中心としたホリスティックメニューを展開する予定で
す。皆様の、調身、調息、調心(身を調え、息を調え、心が調う)のためのお手伝いが
出来れば幸いです。ありがとうございます。
 
 
 
 
vol.84 ことばを選ぼう 
 
 
なかなか起きて来ないので起こしに行ってみると”今日一日だけでいいから、学校休ま
せて”と中学二年生の息子が言い出しました。詳しく尋ねてみると、今のクラスに一年
生の時に、同じクラスだった生徒が、一人もいなかったこともあり、馴染めていないと
いうこと、アトピー性皮膚炎からの顔の炎症を、数名の男子から”フランケン”とから
かわれるのが辛い、ということでした。誰とでも仲良く付き合えるように、積極性を持
って人間関係を築き、多少からかわれたぐらい気にせずに言い返せ、と言いたいところ
ですが、春から一年近く、毎日辛い思いをして、重い足を引きずりながら、通学してい
たのかと思うと、そんな正論は、今の息子に対して適切ではないように思いました。古
くから我が国では、言霊といわれるように、言葉には大きな力が宿るとされています。
だからこそbreathではことばに関しては”日常の心がけ”として”正しくやさしいこと
ばづかい”と”グチや悪口はひかえる”という二つの事を大切にしています。   
 
 
”人間の悲しい性”  泥棒と悪口は、どちらが悪いかー。わたしたちは、生活を根底から
ひっくり返されるような被害でない限り、泥棒にあっても、だんだんと忘れてしまうもの
です。少しは傷つくかもしれませんが、泥棒にあっただけで自殺したという話はあまり聞
きません。しかし他人から悪口を言われ、それを苦にして死んだという人がいます。ある
嫁と姑の話です。お嫁さんが友達に、”うちのおばあちゃん、食いしんぼうでご飯を三杯も
食べるのよ”と言ったところ、憤慨したおばあさんは、それ以来、食べ物をいっさい口に
せず、とうとう死んでしまったそうです。          三浦綾子さん(作家)
 
息子はそれから先生の迅速なクラス指導のおかげもあり、一日限りの不登校の後は、部
活動の楽しさや、その仲間を支えに通学することが出来ていますが、人の悪口が楽しい
という悲しい性を持った私たちは、誰に対してでも、正しく(内容)やさしい(口調)
ことばづかいを心がけ、慎重にことばを選ばなければいけません。ところで私自身を振
り返ってみますと職場のスタッフやお客様に対しては、以前に比べると、随分実行出来
るようになってきましたが、一番身近な家族に対しては、まだまだ合格点はもらえない
ようです。ありがとうございます。
 
 
 
vol.85 そなえよつねに
 
 
年明けから陽春にかけては、辺りが真っ暗な頃から、毎年多くの方々の和装のお支度
をさせていただきます。成人式では華やかな振袖、卒業式にご出席の卒業生や学校の
先生は凛々しい袴、そしてお母さま方にはキチンとした訪問着、このように様々な和
装を、美しく仕上げることで、晴れの日のセレモニーにふさわしい、お客様の笑顔を
拝見できることは、私たちにとって、とても大きな喜びです。また、そのようなかけ
がえのない大切な日だからこそ、私たちは日頃にも増した緊張感を持ち、その準備に
は余念がありません。breathでは、4名のスタッフが毎週月曜の定休日を利用して、
月に3回小倉の着付け教室に通い、その技術を磨いています。経営者である私にとっ
ては、貴重な休日を活用してくれるスタッフに、大変頭が下がる思いですが、妻はそ
れに加えて家事に追われながらも、夜中洗濯機を回している隙間の時間を利用して、
この時期は毎日のように、練習用のボディを相手にタイムを計って、トレーニングを
しています。
   
そなえよつねに(Be Prepared)
     「いつなん時、いかなる場所で、いかなる事が起こった場合でも
   善処が出来るように、常々準備を怠ることなかれ」 ボーイスカウトのモットー
 
人として大切なことを教わった私のルーツは、小学3年生から中学3年生までのボー
イスカウト活動にあるように思います。そのモットーは、事故や災害に備えるという
ことも勿論ですが、平時に置ける日常生活で、身近な方に対して善行をするチャンス
を見逃さないように、いつも心にも、体にも、技にも、隙のないように準備をした上
で、どんなことにも応じる心構えを持とう、という意味が込められています。与えら
れた大切な仕事に対して、責任感を持ち、準備に対して情熱を傾ける妻の姿は、″そ
なえよつねに″の大切さを静かに背中で語りかけているようでした。ありがとうご
ざいます。
 
 
 
vol.86 大きく正そう
 
 
春の訪れと共に、育児休暇明けのスタッフ、福田由希子さんがbreathに帰ってきま
した。馴染みのお客様から親しげに声をかけて頂き、笑顔で応える彼女の姿を見る度
に、サロンが柔らかな雰囲気に、包まれるのを感じています。今年で8年目のbreath
に、3年目に入社した、古株の福田さんが、職場に復帰してくれたことは、単に仕事
に慣れた人材だから助かる、ということに留まらず、二人の息子さんを育てながら、
限られた時間を大切にして、一人前の美容師を目指す、ワーキングママの、ロールモ
デルとして、breathにとって、かけがえのない存在です。これはひとえに、ご主人や
ご家族の理解と協力のおかげに違いありませんが、同様に私も経営者として出来る限
りの、工夫や努力を振り絞って、彼女の成長をサポートして行きたいと考えています。
 
謙虚 人は、はじめのうちは謙虚なものです。入社したて、取引をしたて、友だちに
なりたて、結婚したてのころ、など。しかし、だんだんとその状態になれ、ありがた
さが気持ちのなかからうすれていきます。その状態があたりまえだと、思ってしまう
ようになります。すると、謙虚さがなくなってしまいます。
                     池田繁美先生(素心学要論p291)
 
美容業界のワーキングママにとって、日常的にトレーニングをする時間を確保する事
は、とても難しい事だと思いますが、私自身を振り返ってみると、おかげさまで一年
を通じて思う存分に、全力で好きな仕事に取り組み、充実感を持って日々を過ごす事
が出来ています。これはやはり、福田さんと同様に、一番身近な家族のおかげに違い
ありません。男だから、親父だから、社長だから、思う存分に仕事するのが仕事で、
それがあたりまえ。そのような態度は慎まなければなりません。現在も、家庭や職場
で威張り散らしているわけではありませんが、今後はさらに、日常生活の中で、自身
のいたらなさを、具体的な行動として改めることで”あら珍しい”とか”どういう風の
吹き回し”と違和感を感じてもらえるぐらい、大きく自己を正していこうと思います。
ありがとうございます。
 
 
 
 
vol.87 五指長短あり
 
 
体調を崩して二ヶ月間お休みを頂いておりました、スタイリストの井手美桂子さんが、
このたびハサミを置き、レセプショニストとして復帰いたしました。ご愛顧いただい
た、担当のお客様に対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、これからは足を
運んでくださる全てのお客様や、身近なスタッフに対し、breathの看板娘として安心
と喜びを与えたい、という彼女の成長に期待をしています。復帰直後の現在も、電話
応対、予約管理、受付、お会計に留まらず、経理、労務管理、給与計算、求人活動、
など既に幅広く活躍してもらっていますが、感心すべきは、それらの仕事に対する起
点が、”〜しましょうか”という彼女のひとことだということです。”いま自分がどう
あるべきか”まわりの状況に応じた彼女の判断と行動は、やがて自分に与えられた役
割を深め、しっかりと、つかむことに繋がるに違いないでしょう。  
 
 
 使命感:「五指長短あり」と言われるように、五本の指それぞれには長所も短所
 もあります。そして、一本一本に役割があります。同じように、私たち一人ひと
 りにもこの世に使わされ、命じられている役割があるはずです。それをはっきり
 とつかむことができると、どのように生きていくべきかが具体的に見えてきます。
 命の使いかたを知ることができます。 池田繁美先生 素直P77〜(致知出版社)
 
 
3名で開業した7年前”10人で働けるようになったらいいね”と、家内と夢みたい
な話をしていましたが、ありがたい事にこれまで一人も退職者がいなかったおかげで、
指折り数えてみると、いつの間にか10名になっていました。この10名のスタッフ
がそれぞれ自身の役割を、自覚出来るように成長することが、幸せな人生を歩む糧と
なれば嬉しいかぎりです。私は店舗拡大は目的ではなく手段に過ぎない、と常々考え
ていますので、これまでも、これからも、ジャンジャン増員する計画はありませんが
今年、身の丈より少し立派に生まれ変わったbreathに、スタッフとお客様の笑顔が
可能な限りゆっくりと、時間をかけて満たされればいいなと思っています。ありがと
うございます。
 
 
 
 
vol.88  共に歩もう
 
 
いい人生とは、いい人と歩む人生である。最も身近な家族やスタッフは、勿論ですが
現役美容師である私にとって、一人一人のお客様もまた、人生を共に歩ませて頂いて
いる存在といえるでしょう。以前の会社ではお世話になった17年間に4〜5店舗で
勤務しましたので、同じ店舗に長くて5〜6年の在籍でした。転勤の度に、馴染みの
お客様との別れがあることは、つらい経験でしたが、今となれば、どこでもゼロから
やれるという”かけがえのない自信”というプレゼントを頂いたように思います。そ
してbreathは今年8年目を迎えましたので、ようやく私にとって最も長く勤務したサ
ロン、という事になりました。さらに私はこれからも、行橋で美容師を続けていきま
すので、命のあるかぎり現在のお客様と共に、人生を歩んでいけるんだなあと思うと、
私自身の心が、とても穏やかな、安心と喜びに包まれる思いがいたします。
 
 
 使命感:「五指長短あり」と言われるように、五本の指それぞれには長所も短所
 もあります。そして、一本一本に役割があります。同じように、私たち一人ひと
 りにもこの世に使わされ、命じられている役割があるはずです。それをはっきり
 とつかむことができると、どのように生きていくべきかが具体的に見えてきます。
 命の使いかたを知ることができます。 池田繁美先生 素直P77〜(致知出版社)
 
 
人生の価値とは、その人が生まれた世界と生まれなかった世界の差だと仰った方がい
ますが、私のような人間がこの世にいてもいなくても、世界はちっとも変わらないと、
諦めてしまうのは、とてももったいないように思います。なぜなら素敵なヘアデザイ
ンには、女性の人生に、ポジティブな差異を生じさせる力が十分にあるからです。朝
目覚めたら、ご予約のお客様を思い浮かべながら家族と朝食を摂り、出勤すれば共に
成長を目指すスタッフがいて、数ある美容室の中からbreathを選んでくださったお客
様が、毎日たくさん足を運んでくださる。この絶え間ない幸福感は、美容を通じて周囲
の方に安心と喜びを与えることが、私の命の使いかたに違いない事を教えてくれます。
共に歩んでくださる皆様に感謝いたします。ありがとうございます。
 
 
 
vol.89 後ろ姿
 
 
先日、ある勉強会で”子は親のいうようにはしないが 親のするようになる”という
お話を、元校長先生から伺いました。それは私の心の真ん中に、グサッと音を立てて
突き刺さりました。なぜなら、勉強会に向かおうと家を出る直前に、息子に対して”
勉強せんかっ”と大きな声を浴びせた直後だったからです。私は一年を通じて、職場
は勿論、家庭においても、よほどの事がない限り大きな声を出す事はありませんが、
受験をひかえた、中学三年生の息子の勉強に対する姿勢が目に余り、つい大きな声を
出してしまいました。そのお話の中では良い事例として、あるお父さんが息子さんの
高校受験の際、同じタイミングで仕事に関連する国家資格(二級建築士)に挑戦し、
自ら勉強に取り組む姿を、間近で息子さんに示した結果、見事に親子揃って合格され
た、というエピソードまで伺いましたので、私はついさきほど思いつきの口先だけで、
息子を従わせようとした、自身の稚拙な言動を、とても恥ずかしく思いました。
 
 
前姿ではなく、後ろ姿で子どもたちを指導したい。前姿は、口でものを言って教えること。そ
れに対して後ろ姿とは、自分の行動を見せて教えること。ひとつのことをし続ける。すると、
それは自然に相手へと伝わっていく    曽根東小学校 芳野充校長(当時)のことば
 
 
家で暇さえあれば、テレビかゲームにかじりつく息子の習慣は、家で暇さえあれば、
ゴロゴロして、ブログやSNSのチェックに忙しい私が、ルーツに違いない。そのよう
に気づかされた私が、こうしてパソコンに向かう目の前では、同じダイニングテーブ
ルでようやく息子が、夏休みの宿題を始めました。これまで私は家庭になるべく仕事
や勉強を持ち込まないようにしよう、という意識が強かったため、家で机に向かうこ
とがほとんどありませんでした。しかし、これからは家庭においても、少しでも多く
の時間、腰骨を立てた正しい姿勢で机に向かい、学びに取り組む姿を見せていこう。
そのように意を新たにいたしました。ありがとうございます。
 
 
 
vol.90 見てもらおう
 
 
自身の心と向き合って、毎月文章を綴る。このようなカタチで私の思いを、誌面や、
HP、SNS、ブログで発信し続けています。まだまだ100号にも満たない継続です
が、”これ一枚もらえませんか。四十の息子に読ませるから”という声を頂いたり、
vol.50までをまとめた冊子を、自宅のトイレと寝室に常備中の方もいらっしゃった
りで、大変嬉しく思います。また施術中に一枚一枚、バックナンバーを丁寧に溯っ
て、読んでくださる新規のお客様の姿から、私はかけがえのない、喜びや生きがい、
そして勇気を頂いています。2〜3年前のことですが、以前の上司とお会いした際
に”若いのに立派な事書いて、行動が伴ってなかったら、、、”というお話を頂きま
した。その時私は、ホントにその通りだなあ、言っている事とやっている事が違う。
決して、そうならないようにしなければいけない。身近な人や世間に対して、恥ず
かしくない行動ができる人間になろう。そのように身が引き締まる思いがしたもの
です。
 
 「修己治人」(しゅうこちじん)といわれますが、「自分がまず徳を身につけてから、人を
 治めなさい」ではなく、「自分が徳を身につけると、しぜんと人が治まる」のです。  
                月刊素心154号 徳治経営ー組織マネジメントの要諦
 
美容室の経営者として、このように自身の思いや、プライベートをさらけ出す事は、
勇気がいる事です。”堅苦しいこと言うヤツだな””なんだ、偉そうに”と感じる方
は、おそらくbreathに足を運ぶ事はないでしょう。考えようによっては、集客や
リクルートに関してのリスクかもしれません。だからこそ、楽しみにして読んでく
ださる方に対しては、未熟な私のような者が、教えたり指導したりするという気持
ちではなく、思いをカタチにする事で自分自身が学び、欠けているところを正す努
力をする。そして”その姿を見てもらう”ということを、これからも大切にしてい
きたいと思っています。ありがとうございます。

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□ Reserve / Contact
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vol.0〜10
vol.0 ゾウの時間 ネズミの時間
vol.1 トリとエダ
vol.2 丁寧に伝えよう
vol.3 0.2秒の返事
vol.4 穏やかな気配
vol.5 使命感を持とう
vol.6 そのひとこと
vol.7 謙虚に深めよう
vol.8社風をつくろう
vol.9 意中人有り
vol.10 徹底して深めよう
 
vol.11〜20
vol.11 おだやかな月曜日
vol.12 愛語を施そう
vol.13 のびやかでいよう
vol.14 忙中閑あり
vol.15 怒らず導こう
vol.16 知るを楽しもう
vol.17 いいお店をつくろう(1)
vol.18 いいお店をつくろう(2)
vol.19 いいお店をつくろう(3)
vol.20 一隅を照らそう
 
vol.21〜30
vol.21 もっと感謝しよう
vol.22 日常の心がけ
vol.23 日常の心がけ(2)
vol.24 三方よし
vol.25 息長く続けよう
vol.26 愉しい職場
vol.27 立派な社会人
vol.28 いい社風
vol.29 ゆっくり成長しよう
vol.30 原因内にあり
 
vol.31〜40
vol.31 手段と目的
vol.32 移しかえ
vol.33 風韻風格
vol.34 使命感をつかもう
vol.35 時は命なり
vol.36 礼を大切に
vol.37 日々是好日
vol.38 腰骨を立てよう
vol.39 心のあらわれ
vol.40 徳は孤ならず
 
vol.41〜50
vol.41 美しい礼
vol.42 ペンギンのくちばし
vol.43 殻を脱ごう
vol.44 心で聴こう
vol.45 父の教え
vol.46 素直なこころ
vol.47 明るい返事
vol.48 学思行伝
vol.49 理想の美容師像
vol.50 言葉を選ぼう
 
vol.51〜60
vol.51 喜びを与えよう
vol.52 徳は思いやり
vol.53 思いやりの矢印
vol.54 感性を磨こう
vol.55 思い方を伝えよう
vol.56 難有り有難し
vol.57 息子に学ぼう
vol.58 責任感
vol.59 機を見るに敏
vol.60 花には水を
 
vol.61〜70
vol.61 いい会社をつくろう
vol.62 輝く個性
vol.63 土台は人がら
vol.64 自己を忘れる
vol.65 会社の喜び
vol.66 苦中楽あり
vol.67 やわらかく、しなやかに
vol.68 師表徳化
vol.69 積み重ねよう
vol.70 肯定即感謝
 
vol.71〜80
vol.71 生きがいと道楽
vol.72 あこがれの人
vol.73 一切感謝
vol.74 自己を正そう
vol.75 面授口訣
vol.76 地獄と極楽
vol.77 一切肯定
vol.78 唯心所言
vol.79 ゆっくり成長しよう
vol.80 徳に隣あり
 
vol.81〜90
vol.81 遠きをはかる
vol.82 ある日の喜び
vol.83 心の置きどころ
vol.84 ことばを選ぼう
vol.85 そなえよつねに
vol.86 大きく正そう
vol.87 五指長短あり
vol.88 共に歩もう
vol.89 後ろ姿
vol.90 見てもらおう
 
vol.91〜100
vol.91 深山の桜
vol.92 師の教え
vol.93 見守ろう
vol.94 謙虚な心
vol.95 不易流行
vol.96 とっておき
vol.97 支えよう
vol.98 素直に見つめよう
vol.99 積み重ねよう
vol.100 五事を正す
 
vol.101〜110
vol.101 まんまる
vol.102 意識しよう
vol.103 快適な職場
vol.104 自己を忘れる
vol.105 健康を守ろう
vol.106 深めると広がる
vol.107 大切にしよう
vol.108 築き上げよう
vol.109 好かれる美容師
vol.100 五事を正す
 
vol.111〜120
 
vol.111 宝物を授けよう
vol.112 心の置きどころ
vol.113 言葉を選ぼう
vol.114 人間学を学ぼう(1)